No.11
ハンディキャップ3
●JGAハンディキャップ証明書の有効期間
JGAハンディキャップ証明書の有効期間は6ヶ月とします。
●複数の倶楽部に所属するプレーヤー
複数の倶楽部に所属するプレーヤーは、その中の1つの倶楽部をホームクラブと指定し、その倶楽部で正しいハンディキャップ査定を受けてください。ハンディキャップが変動した時は、速やかに他の所属倶楽部へ報告し、ハンディキャップの改正を申し出ましょう。また、ホームクラブを変更する場合は、新旧の倶楽部に速やかに届け出ることが必要です。
●(財)日本ゴルフ協会「JGAハンディキャップ」取得について
- JGA加盟団体(8地区連盟)
- JGA正会員(加盟ゴルフ倶楽部)
- JGA個人会員・ジュニア会員
- 都道府県ゴルフ競技団体
- (社)日本パブリックゴルフ場事業協会加盟ゴルフ場
- JGAが認めた組織・団体
以上に属するプレーヤーは等しく「JGAハンディキャップ」を取得する権利を有します。これらいずれにも属していないプレーヤーは「JGAハンディキャップ」の取得はできません。詳しくは(財)日本ゴルフ協会又は各地区ゴルフ連盟にお問い合わせください。
●「ゴルフ精神」の視点からハンディキャップを見ると
“ゴルファーは自分の現在のゴルフ技量を公式な標準規定に基づくハンディキャップで示す責任がある”ということになります。したがって意図的に実力より多い、あるいは少ないハンディキャップや、又は正確な自分のハンディキャップを示す努力を怠っているプレーヤーは、すべて他のプレーヤーに迷惑をかけ、競技意欲を喪失させてしまい、ゴルフ精神でいう誠実さに駆けているといわざるを得ません。
現状ではプレー規則に対する倫理観とはかなり違うゴルファーが多いといえます。ただしひとによっては、自分は家族や特定の仲間とマッチプレーしかやらないから公式のハンディキャップは不要と考える人もおりますので、これらの人を含めて不誠実といっているのではありません。しかし多くのゴルファーは、クラブ競技や不特定の人たちとの競技に参加する機会を有しているわけですから正しいハンディキャップを示す責任はあると考えるべきです。
JGAハンディキャップ規定では、その発給に当たって最低10枚のラウンドスコアカードの提出を義務づけていますが、内により大切なことは“自分の現在の正しいハンディキャップを示す責任”について“プレーの規則を守る”と同じレベルの倫理観をもつべきということでしょう。