No.07
ゴルフ場での基本ルール5
●球をドロップする方法
ドロップは、プレーヤー自身が真っ直ぐに立ち、球を肩の高さにもって腕を伸ばしたままドロップしなければなりません。
※ドロップした球が地面に落ちる前、または落ちた後に身体や携帯品に触れた場合は、再ドロップしなければなりません。(その際の再ドロップについては、回数に制限はありません。)
ドロップした球は、下記の場合、罰なしに再ドロップしなければなりません。
- ハザード内に転がり込んでしまった場合
- ハザード内から転がり出てハザードの外側に止まった場合
- グリーン上に転がり込んで止まった場合
- アウトオブバウンズへ転がり出て止まった場合
- 動かせない障害物や修理地などからの救済のためにドロップした球が、再びその様な所に転がり戻って、止まった場合
- 最初にコース上に落ちた箇所から、2クラブレングス以上転がって止まった場合
- 次の地点よりもホールに近づいた地点に止まった場合
- 元の位置
- 救済のニヤレスポイントや、最大限の救済を受けられる最も近い箇所
- 初めの球が限界を最後に横切った地点
●グリーン上では
グリーン上にも様々な注意事項があります。
- 下記の場合を除き、自分のパット線に触れることはできません。
- ルースインペディメントなどを取り除くとき
- アドレスの際にクラブを球の前におくとき(なにも押さえつけることなく)
- どちらの球がホールから遠いかを測定するとき
- 球を拾い上げているとき
- ボールマーカーを押さえるとき
- 古いホールの埋跡やボールマークを修理しているとき
- 動かせる障害物を取り除いているとき
- グリーンの上の球の位置は、球を拾い上げる前にマークしなければなりません。拾い上げた球は拭くことができます。また、球は元の位置に正しくリプレースされなければなりません。
- 古いホールの埋跡やボールマーク(球の落下でできたへこみ)は、修理することができます。上記以外のグリーン面の損傷は、そのホールでの続いてのプレーでプレーヤーの援助となるかもしれないときには、どのようなものも修理することはできません。その組全員のプレーが終了してから修理するようにしましょう。
- 球を転がしたり、こすったり、引っ掻いたりしてグリーン面をテストすることはできません。
- パットの線やその後方線をまたいだり、踏むようなスタンスでストロークしてはいけません。
- 他の球がグリーン上でストロークされて動いている間は、プレーヤーはストロークしてはいけません。
- 自分のキャディー以外の人からパッティングラインの指示を受けることはできません。また、ストローク中はラインを示すことはできません。
- 別の球が邪魔になるときは取り除くことができます。グリーン上でプレーした球がグリーン上にある別のインプレーの球に当たると、当てた競技者が2打の罰を受けます。
- ストロークプレーではパットの省略(OK)はできません。
- 球の一部がホールの縁にかかっているときは、不当に遅れることなくホールに歩み寄る時間と、更に10秒間待つことができます。その間に球がホールに落ち込まなかったときは、停止した球とみなしてプレーを続けなければなりません。
●旗竿
下記のものに球をあてると2打罰を加え、球の止まった所からプレーを続けなければなりません。
- 人が付き添っていたり、取り除いていたり、さし上げていた旗竿
- 旗竿に付き添っていたり、さし上げている人
- 球がグリーン上でストロークされた場合で、ホールの中に立っており、人に付き添われていなかった旗竿
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