No.06
ゴルフ場での基本ルール4
●異常なグラウンド状態
異常なグラウンド状態には以下のものがあります。
- カジュアルウォーター
雨の後などにコース上に見える一時的な水溜りです。ウォーターハザード内の水はカジュアルウォーターではありません。
- 修理地
修理地とは、コース上の一部で委員会が修理地として杭または線で表示した区域。(修理地を表示する杭または線は、その修理地の区域内とします。)
- その他
穴掘り動物・爬虫類・鳥類が作ったコース上の穴・吐き出したり掻き出したりした土・通り道。
球がカジュアルウォーター、修理地、または穴掘り動物などが作った穴などに入ったり接している場合や、スタンスの妨げとなる場合には、罰なしにその球を拾い上げ、救済のニヤレスポイントより1クラブレングス以内で、さらに救済のニヤレスポイントよりもホールに近づかないで、その障害を避けた所にドロップしなければなりません。
●暫定球
プレーした球がOBまたはウォーターハザードの外で紛失したかもしれない場合、時間節約のため、暫定的に別の球をプレーすることができます。この場合は以下のことを遵守しなければなりません。
- 暫定球をプレーすることをマーカーまたは同伴競技者に告げる。
- プレーヤーが初めの球を捜しに出かける前にプレーする。
これを行わないで別の球をプレーすると、ストロークと距離の罰のもとに、その球がインプレーとなり、初めの球は紛失球となります。
また、ウォーターハザードに入ったかもしれないが、ウォーターハザードの外で紛失した可能性もあるという時には、暫定球をプレーすることができます。暫定球をプレーする場所がティーグラウンドの場合は、その区域内にティーアップできます。スルーザグリーンやハザード内の場合はドロップ、グリーン上の場合はプレースしなければなりません。
●誤球
もし、誤球をプレーした場合は、ストロークプレーでは2打罰を加えて自分の球(正球)を打ち直さないと競技失格となります。誤球をプレーした打数は計算されません。(ハザード内の誤球のプレーは無罰で正球を打ち直さなければなりません。)
誤球でプレーされた球の持ち主は、誤球のプレーが最初に起きた箇所に球をプレースしなければなりません。
誤球をプレーしないよう自分の球にはマークをつけておくことが大切です。
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