ひかみカントリークラブ
ゴルフ指南ひかみサロン

No.04

ゴルフ場での基本ルール2

●障害物について
障害物とは、人工の物をいい、道路や通路の人工の表面と側面、及び人造の氷を含みます。
障害物には以下の2種類があります。
  • 動かせる障害物
    人口物で動かせる物(タバコ、空き箱、紙くず、バンカーレーキなど)は取り除くことが可能です。
    障害物を取り除く際に球が動いた場合は、無罰でリプレースしなくてはなりません。
  • 動かせない障害物
    人工物で設置してある物(茶屋、ベンチ、樹木の支柱、フェンス、舗装道路、スプリンクラーヘッド、マンホールなど)。
    動かせない障害物がスタンスやスイングの妨げになる場合、罰なしに救済を受けることができます。スルーザグリーンに球がある場合は、ハザード内でもグリーン上でもない場所で、救済のニヤレストポイントより1クラブレングス以内で、救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない場所に、球をドロップしなくてはなりません。
    球がウォーターハザードの中にあるか、または触れている場合は、動かせない障害物からの救済は受けることができません。
<障害物ではない設置物>
  • OBの境界を示す杭
  • OBにある動かせない人工物(OBにある動かすことのできる人工物は取り除くことが可能です。)
  • 委員会がコースと不可分の部分と指定した物。
●救済のニヤレストポイントについて
救済のニヤレストポイントとは、動かせない障害物や、異常なグラウンド状態、目的外のグリーンによる障害から罰なしに救済を受ける場合の起点のことです。
救済のニヤレストポイントは、ホールに近づかず、球を置けばストロークする際に障害物がなくなる場所で、球の止まっている箇所に最も近いコース上の一点です。

注)救済のニヤレストポイントは、その物や状態がなかったら使っていたはずのクラブを持ってアドレスポジションをとり、スイングして決めるべきです。

●止まっている球が動かされた場合について
球が止まっているポイントを離れた場所に行って止まったとき、球が「動いた」とみなされます。もし、あなた自身や、あなたのキャディーが誤ってあなたの球を動かした場合には、1打罰を加え、リプレースしてプレーを続けなければなりません。
●動いている球が方向を変えられたり止められた場合について
  • 同伴競技者、そのキャディーまたはその携帯品に当たった場合は罰なしに球はあるがままの状態でプレーを続けます。
  • 止まっている他の球に当たった場合は、罰なしに球はあるがままの状態でプレーを続けます。※止まっていた球はリプレース
  • 局外者に当たった場合は、罰なしに、球はあるがままの状態でプレーを続けます。
  • 動いている球に当たった場合は、罰なしに球はあるがままの状態でプレーを続けます。
  • プレーヤー自身またはその携帯品に当たった場合は、2打罰を加え、球はあるがままの状態でプレーを続けます。

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